根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

優しさの重要性に気付けたら上級者【1000冊読書短縮:ゲーム②】

 

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まずは家族から

てんこです。自己研鑽、1000冊読書のショートカット、ゲームその②です。ところで、ちょっと前から「なろう系」と呼ばれる異世界転生物が流行ってますよね。その多くは、主人公が死んで、異世界で生まれ変わって、その際に特殊な能力をゲットして、その力で大活躍する的なストーリーです。中には読み物として面白い物だけじゃなく心に響く作品もあるので、自己研鑽の読書編で1作品は紹介しようと思っています。思っていますが、これが流行ってしまう世の中ってヤバイなって。そんなに、今の自分の環境が嫌ですかね。環境が違ったら、自分はもっとできるとでも思っているのでしょうか。できないでしょうねぇ。少くとも、周りに責任を求めてしまうその怠惰をどうにかしない限りは。てんこ式における不幸は、個人の無能か、自己の過大評価ゆえに発生します。不幸な人は、まずは自分が弱者であることを素直に認めて、そこからてんこ式健康術で一緒に能力向上を目指しましょう。ということで、ゲーム作品紹介始めます。

 

【ざくざくアクターズ】RPGツクールVX Ace

世の中にはですね、「ゲームを作るゲーム」ってのがありまして、かの有名なRPGツクールのPC版です。クリエイターの卵達がせっせと作っていて、無料配布されているので、PCさえ持っていればすぐにダウンロードして遊べます。私、インディーズゲームって結構好きです。制作者の熱とか思いが、時に市販のそれを超えるからです。有名どころのフリーRPGをあらかたやった中で、最終的に一番心に残ったのが上記RPGになります。基本的なシステムはいわゆるハクスラで、キャラのレベルを上げたり、強い装備をゲットしたりしながら物語を進めます。システムが秀逸で、キャラを強くするだけも面白いのですが、ストーリーもただのオマケではないんですよね。物語を進めるにつれて仲間になるキャラが増えていって、ハグレ王国が賑やかになっていくのですが、総勢39名全てのキャラが、なくてはならない存在なのです。愛を感じます。

 

・デーリッチ

この小さな体が、何に支えられて立っているか。何に支えられて歩いてきたか

➡本作の主人公にして、ハグレ王国の王様。この世界には、異世界から迷い込んだ「ハグレ」と呼ばれる異邦人が少数いて、迫害されてたりします。そんなハグレを集めて、皆で一緒に暮らそう、というのが王国の趣旨です。この子がね、とにかく優しいんですよ。そんなこの子の周りには自然と仲間が集まっていくんですね。正直者は馬鹿を見る、じゃないですが、そんな世の中じゃないですか。優しくて、正直者で、それで何か問題なんでしょうかね。私は環境のせいにするのは好きじゃないですが、優しさとか思いやりで不幸になってしまうなら、それは周りが悪いでしょうよ。

私も、デーリッチのような優しさを周りに向けて、自然と人の和ができるような、そんな人生も良いなって思ったのでした。

 

STEINS;GATE】PS Vita

まぁ、有名ですからね。そんなに説明も要らないでしょうか。例によって原作派の私は、ゲームの方で紹介します。というか、この作品は特にゲームの方が良いです。シュタインズゲートでは、タイムマシンを発明してしまった主人公達が、それを巡って国家レベルの機関に狙われます。その過程でヒロインの一人が死んでしまって、それをなんとかするためにタイムマシンで何回もやり直す物語です。やり直す度に、別のヒロインが死んでしまったり、何かを諦めなければならなかったりします。アニメの場合は、最初からトゥルーエンドに向かうのですが、ゲームでは上記の通り、何個もエンディングがあります。それらを踏まえた上で、最終的にトゥルーエンドに辿り着くから、各キャラへの愛着が凄いことになるわけです。感動度合いとしては、アニメの20倍です。※個人の感想です。(笑)

私も、もう一度記憶を消してやりたいですが、まだの人は、ネタバレを見ずに、ぜひゲームでのプレイをオススメします。

 

・岡部倫太郎

それでも俺は、何度だってやり直してやるさ

➡本作の主人公。中二病を拗らせた大学生なので、序盤はキツいかもしれませんが、シリアスになってくると気にならなくなります。シュタゲはタイムリープものなのですが、主人公だけが時間遡行前の記憶を保持しているんですね。人が死ぬような未来はなかなか変えられないので、主人公はタイムリープしまくって、その度に仲間の死を何度も経験する訳です。おまけにそれを共有できる仲間はいません。それでも、皆で生き残る道を諦めきれずに、ひたすら試行し続けます。彼から学べることは、勝てるまで戦えばいつか勝てる(かも)ってことです。現実の時間は有限なので、見切りを付けなければならないことも当然ありますが、最初から諦めるのはやっぱり駄目ですね。

 

ということで、ゲーム編は終了です。明日からはようやく小説の紹介に入りますので、よろしくお願いします。

 

てんこ式健康術:目次