根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

心の問題に関して近道しようすると、かえって時間掛かる話

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そんなにダメージ喰らってはないけど

てんこです。てんこ式健康術が終わって最近は暇潰しに小説書いてたんですけど、この間、久し振りに会社で嫌なことがあってですね。その後で、その嫌なことが気にならなくなった考え方を紹介します。

 

【嫌なこと詳細】

GWにですね、私がメインでやっていたそこそこ大きいプロジェクトの工事が終わりました。製品の品質を良くするための装置なんですけどね。装置の据付けが終わったので、後は実際の製品で使用して、色々効果を確認します。

うちの会社は一時期総合職を取ってなくて、中堅社員層に穴が空いています。そのためか、60歳で定年を迎えても要望があればそのまま会社に居続けられます。これが曲者なんですよね。直前まで管理職経験をしていたから、自分が実行部隊になったという認識がないんですよ。いつまでも自分が指示する立場だと勘違いしている。新しい管理職の人も若いからそんなに物を言えないし。

まぁ、それは僕の部署の話ではないんですけど、そういう人たちって暇なもんだから、他部署にも茶々を入れてくる訳です。今回は僕のプロジェクトが気になったみたいで、プロジェクトの詳細とか、これからの予定を説明しろと来たもんです。

このプロジェクトって、会社内では結構話題になっていて、当然装置の開発から何から事前に色んな部署との会議とかしてるわけです。僕的にはこう思います。「今さらコイツらは何を言ってるんだ?半年遅いわ」と。結局のところ、装置についての詳細を知らないと社内で恥を掻く可能性があるから知りたいだけなんですよね。それで、大した頭も経験も無いくせに偉そうに説教垂れてくる訳です。やれ、資料の作り方が悪いだの、これじゃ知らない人が理解できないだの。そりゃ、この件について詳細理解してないのアンタだけだし、アンタに説明したところで良い知見が得られるわけでもないし。資料も適当に作る訳です。私、暇じゃないんで。

 

【心の整理の仕方】

とは言うものの、私はめちゃくちゃ八方美人だし、敵を作った所でメリットがないことも分かってますので、理解できない相手にもそれなりに丁寧に説明するし、なんか説教垂れてきても適当に流します。ただ、それはそれとして当然ストレスは感じる訳です。私にしては珍しく、2日位頭に残ってました。ストレスは頭に良くないので、いつもはすぐ整理して忘れるんですけどね。いやぁ、このプロジェクト、凄い一生懸命やってたから、やっぱりその分茶々入れられたらムカついたんでしょうね。それで、以下の順に整理していきました。

 

①もっと言い負かしても良かったんじゃないか?

➡メリットないし。そもそも自分も十分に準備してなかったのも悪い。とは言え、その準備に価値があるとも思えないし、これはしょうがない。

 

②もっとちゃんとした態度で会議に望むべきだったのでは?

➡それは思う。仕事だし、無駄とは言え、使う時間は同じなのだから、できるだけ全体のメリットが最大になるように動くべきだった。なんなら早く終わったかも。

 

③説明にある程度カタがついた時点で、もっ早く会議から抜けるべきだった。

➡それも思う。いつもは必要最低限いたら会議から抜けるのに、自分のプロジェクトの事だから気になってしまった。結果、時間を無駄にした。プライドが邪魔をした。

 

④指摘されたことついて、自分の考えが至ってない所はなかったか?

➡ないとは言えない。結果的には問題のない事だったが、深く検討する余地は確かにあった。

 

⑤総合的に見て、あの時点では、あれが自分に取れる最善だった。

➡確かにそう。上記の反省点はあるが、今後に生かせば良い話だから、これ以上気にするな。頭が悪くなるだけだ。

 

とまぁこんな感じで、通常はこれくらい反省したら終わるんですけど。今回は上記がループするばかりで、中々自分が納得する正解に辿り着けなかったんですね。

 

【最終的に落ち着いた結論】

最終的になんですけどね。上記ループの中で一番問題だったのは⑤です。特に、「頭が悪くなるからこれ以上気にするな」の部分。

私は多分、一般と比較したら、信じられない位本気で仕事をしています。てんこ式健康術なんてものを行っているのも、大半は仕事のためです(ひいては幸せのためですが)。そんな私がマジで進めていた仕事に対してですね、ろくに働きもせず給料だけを貪ってるような考えなしの老害が生意気言ってくる。ムカついて当然だし、心の整理に時間がかかるのも当然だった訳です。早く終わらせよう、と焦ってしまったことが間違えでした。

 

【結論】

世の中には、ストレスについてだとか、気の持ち方に関する本だとかが山程あります。ただ、いずれの方法論を使った所で、あなたが受けたダメージが大きければ大きいほどその解決には時間が掛かります。という当たり前の事を理解した上で、焦らず、時間を掛けて悩めば良いのだと言うことです。急がば回れってやつです。

 

てんこ式健康術:目次