やらなくて良いことを判断するのが管理職の仕事
てんこです。GW中のプロジェクトが終わって、疲れ切ってしまって、昨日は始めてブログ更新できなかったです。まぁ、毎日更新できてたのも、コロナ影響で残業禁止が出てたからなんですけどね。毎日更新も負担に感じ始めていたので、適当に更新する方向にシフトです。営利目的ではないですし。
と言うことで、今日はあるべき上司の姿について論じようと思います。私にも若手の時代があって、色々な上司と仕事をして、コイツは駄目だと思ったものです。皆そういう風に感じながら仕事をしていると思うのですが、人は忘れてしまう生き物ですからね。自分がその立場になった時、自分が駄目だと思った上司に自分がなっている、なんてことも多々あるわけです。私も、忘れないうちにメモしておくことにしましょう。貴方が既に上司の立場なら、部下はこう思っているという参考にしてください。
【こんな上司は駄目だ】
・あれやれ、これやれ、しか言わない
➡表題にもしている話です。部下の能力とか仕事量を何も把握していない、責任を取りたくない上司にありがちです。それは最早管理職と呼べるのだろうか。
余程の大企業でない限り、通常、仕事に終わりはないと思います。やる事は無限にあります。しかし、時間は有限なので、その中で自分なりに優先順位を付けて仕事をしていきます。上司に言われるまでもなく、やるべき仕事なんて分かっている訳です。上司から仕事の指示を1つ受けたら、別の仕事が1つ出来なくなります。必要なのは、むしろ「後回しにしても良い仕事」を指示することです。その結果問題が起きたらもちろんあなたの責任ですが、男らしく受け止めてください。それがあなたの仕事です。逃げちゃダメだ、です。
部下の中にはいわゆる指示待ち人間もいるでしょう。それこそ、上司が優先順位をつけない限り、自分にとっての楽な仕事を優先するだけです。
・仕事の目的や意義を説明しない
➡やらされ仕事ってつまらないですよね。モチベーションが低いので、仕事の能率も下がります。失敗する可能性も高くなるでしょう。仕事を指示するときに一番大事なことは、部下にその仕事はするべき事だと感じさせることです。逆に、目的や意義を大して説明できないような仕事は、そもそもやるべき仕事ではありません。あなた自身が、更に上の上司から指示された事をただ回しているだけでしょう。サラリーマンなので、基本的には上の指示に従う必要があると思います。それでも、どう考えても意味の薄い仕事に関しては、異議を申し立てて、あなたの所で止めるべきでしょう。時には無視するのも手です。忘れてたらラッキー。覚えてても謝れば良いだけです。会社が悪くなるよりもマシでしょう。
・細かく指示をし過ぎる
➡仕事の本質を見極めてください。仕事の進め方に関して、あなたが絶対に正しいとは限りません。ゴールに辿り着くための道はいくらでもあります。本当に外せない事だけを指示してください。部下のモチベーションが下がるし、何より、考える力や経験を奪います。多少の失敗は許容した方が、人材育成という意味で、長期的にメリットが出ます。細かすぎる指示は、あなたが部下を指示待ち人間にしてしまう可能性すらあります。
・怒る
➡人から怒られた所で、人間、別に反省しないですし。説教の時間も無駄だし、ただストレスが溜まるだけで何のメリットもありません。そもそも、なんで怒ってるんですか?仮にあなたがその仕事をしたら成功したんですか?だったら、あなたがやれば良いじゃないですか。あなたがやっても出来ない仕事なら、そもそも部下にふるべきではないし、怒るのも筋違いです。
部下が失敗した理由は、あなたの指示不足か、部下の能力以上の仕事を与えたか、どちらかしかあり得ません。いずれにせよ、あなたのミスです。怒るくらいの外せない案件なら、部下に任せること自体が間違っているとも言えます。あなたが怠惰なだけです。
・部下の話を聞かない
➡当たり前ですが、上の立場になればなるほど、末端の事は見えなくなります。部下の方が仕事の中身を理解していることでしょう。あなたが考えたアイデアは見当違いの可能性が高いです。まぁ、当たることもあるから、黙る必要もないですが。あなたがするべき判断は、あなたの考えと、部下が報告するいくつかのプランを客観的に分析して、その中から最善を選択することです。
せっかく上の立場になったのだから、自分の意見を通したい気持ちも分からなくはないですけどね。部下の方が有能な事なんて、いくらでもあるって話です。何もしなければ、人間年を取るほど勝手にパフォーマンス落ちるのだし。
と言うことで、自分が上司になった時に気を付けたいことでした。管理職になるときに研修とかあるんですけど、あんなの受けるくらいなら、スーパーロボット大戦とかファイアーエムブレム等のシミュレーションゲームやった方が良いですね。自分が動かすコマの能力も把握しないで、コマを動かす馬鹿が多すぎる気がします。
それではまた。
脳の使用率1%、Excelの活用率1% ➡ 仕事の能率0.01%
てんこです。最近、小学校からプログラミングが必修化するらしいですね。ほうほう、ようやく国民全体の業務効率を上げる気になりましたか、それで、使用言語は何かな?と思っていたら、なんと、プログラム的な思考方法を学ぶみたいな、フワっとした感じじゃないですか。馬鹿かな?企業への普及率から言って、そこは素直にExcelのVBA教えれば良いのに。
知ってました?Excelってプログラミングできるんです。そして、これができる人とできない人では、仕事の能率が3倍は変わります。単純にエクセル作業が自動化できるのもそうですが、それこそ、論理的思考がガッツリ身に付きます。プログラミングでないと不可能なデータ処理も行えるようになります。簡単な最適条件計算とかですね。
と言うことで、今回はExcelのVBAの紹介と行きます。てんこ式健康術で健康になった貴方は、既に以前の3倍能率で働けています。そこで更にVBAを習得することで、3 x 3 = 9倍の能率で働けます。最早、周りが止まって見えるレベルです。仕事が楽しいと人生も楽しくなること間違いなしなので、是非学んでください。
さて、まずはExcel上でVBAが使えるようにしましょう。通常だと隠れて見えませんし、プログラムを走らせることもできません。Excelのバージョンによりますが、大体以下です。
①マクロの有効化
ファイル➡オプション➡セキュリティセンター➡セキュリティセンターの設定➡マクロの設定➡「全てのマクロを有効にする」にチェック。
なんとなく不安だったら、「警告を表示して全てのマクロを無効にする」にチェックでも良いです。この場合、プログラムを走らせる時にExcelが大丈夫か聞いてくるので、その度にコンテンツの有効化ボタンを押してください。
②開発タブの表示
ファイル➡オプション➡リボンのユーザー設定➡画面右の真ん中辺りの「開発」にチェックを入れる。
普通のExcelの画面に戻ると、「開発」タブが一番右に現れます。
【試しにマクロを使ってみる】
VBAに入る前に、マクロを使ってみましょう。マクロは、貴方がエクセル上で行った操作をそのままプログラミングとして記録する機能です。これはこれで、簡単な操作のコードを忘れた時に重宝します。まぁ、ググっても良いですが。
①「開発」タブ➡左の辺の「マクロの記録」を押す。➡出てきたウィンドウの右下でOKを押す。
②試しにA1セルを選択する。
③「マクロの記録」ボタンが「記録終了」ボタンに変わってるので、押す。
④一番左の「Visual Basic」を押す。すると、VBAウィンドウが現れて、左の方の「標準モジュール」を押すと、下のようなコードが書かれてると思います。
Sub Macro1()
'
'Macro1 Macro
'
Range("A1").Select
End Sub
以降、自分でプログラミングする場合には、Range("A1").Selectの部分を書き替えます。記録したマクロを使うには、エクセル画面に戻ってもらって、左の辺の「マクロ」ボタンから使用できます。
と言うことで、ExcelのVBAの触りの説明は終わりです。マクロの使用なら上記だけで終わりです。簡単でしょ?これだけでも、知らない人よりも業務効率化できると思います。また、マクロに入る以前に、関数とかフィルターとかピボットテーブルとかSolvarとか、Excelにはお役立ち機能が沢山あります。あんまり面白くないから説明は省きますが、業務効率化の第一歩は、自分が良く使うツールを使いこなす事だと思います。ちなみに私は全て独学です。ネットを開けば、世の中には親切なプログラマーさん達が沢山いて、丁寧に説明してくれています。別にお金がなくても学べます。後は自分でやってみるだけです。
明日は簡単なVBAの実例紹介しますので、よろしくお願いします。