根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

カッコいい死に様が最も心に響く【1000冊読書短縮:アニメ】

 

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平和

 

てんこです。てんこ式健康術の自己研鑽です。1000冊読書のショートカットの続きです。漫画編は記事2回でささっと終わり、次はアニメです。ぶっちゃけた話ですが、人の心に残る強烈な生き様が何かと言えば、それの最上位は自分の死よりも信念を貫く姿です。そしてその死は、知らない他人のものでは意味がないのです。昔、小学生の道徳の時間で、広島原爆の映像を見せられてですね、多くの人が死んで、死んでない人も悲惨だったのですが、全然響かなかったんですよね。だって、知らないですもん。その人達の事。子供ながらに、意味ないなぁ、と思った事を良く覚えています。アニメはですね、50話とかだと見るのに時間かかるのですが、こと自己研鑽においては悪い話ではないです。その人物が掘り下げられる程、感情移入できるからです。もちろん、ネタばれしたいわけではないので、これから紹介する人物は必ずしも死ぬわけではないので安心してください。では、スタート。

 

新機動戦記ガンダムW】全49話

腐女子向けガンダムの走りなんて言われたりもしますが、ガンダムだって商業ですからね。マーケット拡大のために多少の工夫はするでしょう。ただし、中身はガチの戦争ものです。当然、主人公側と敵側に別れる訳ですが、なんなら敵側の方が強い信念があったりして、お腹いっぱいです。敵が小物だと燃えないですからね。

・トレーズ クシュリナーダ 「聞きたいかね?昨日までの時点では99822人だ

➡敵側の親玉。上記のセリフは、主人公サイドと交戦中に、お前のせいで何人死んだと思っているんだ、と糾弾された際の回答。痺れますねぇ。トレーズ閣下は「二度と戦争が起きないように」あえて被害が甚大になるような悲惨な戦争をしているんですが、それは人類のための大義であり、本来ならば誰も犠牲にしたくないんですね。その思いは本物であり、彼は犠牲者一人一人の名前も覚えている訳です。そして本気で「彼らは決して無駄死になどしていない」とおっしゃるのです。自分の行いが正義でないことも理解しています。うん、痺れる。実際にはこんな人間いるわけないだろうし、フィクションですから、ネタ扱いする人もいます。ただ、前も言いましたが、フィクションで何か問題があるんでしょうか。物語の中にこそ、指針になりうる理想が存在するんですよ。広島の原爆では何も感じませんでしたが、ガンダム見て、戦争しちゃダメなんだと学びました。それと、もちろん、信念の大切さですね。

 

機動戦士ガンダム 0080 ポケットの中の戦争】全6話

またガンダム。しょうがないね、魅力的なキャラ多いからね。こっちは6話のOVAなので、むしろこっちの方が先でも良かったかも。それで、また戦争の話なんですけど、タイトルにあるように、ある一兵卒に視点を当てた物語であり、ガンダムでは通常敵軍であるジオン兵が主人公です。

・バーナード ワイズマン 「彼らだって、俺と同じで自分がやるべきだと思ったことをやってるだけなんだ

➡本作の主人公。主人公らしからぬ、普通の一般兵。敵軍の最新機体を奪取することが、本作の彼に与えられた作戦。一般兵ですから、彼の機体はザクです。仲間はいるし、相手パイロットも大した事はないのですが、目標の機体はガンダムタイプ(めっちゃ高性能)なので非常に難しい任務です。おまけに、終盤で奪取 or 破壊しないと核ミサイルが落とされるような事態になります。逃げても良い状況ですが、現地で仲良くなった子供のために彼は戦いを挑みます。

彼から学べることの1つは、例えそれが大きな障害だとしても、誰かの、そして自分の思いを曲げないためには逃げてはいけない場面があるということ。もう1つは、正義なんてものは立場によって見え方が変わるということです。転じて、相手と接するとき、相手の状況を踏まえ、相手の事を理解する事が大切なんだろうな、と感じました。自分の都合だけを考えてるようじゃ、まだまだガキなんですね。まぁ、自分の会社見る限り、殆どの人間はそんな感じですが、それも仕方ないのです。多分、能力が不足していて余裕がないんです。そんなあなたにこそ、てんこ式です。

 

ということで、自己研鑽のアニメ編は明日も続きますので、お楽しみにです。

 

てんこ式健康術:目次