根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

ヒーローとして助けたいのか、ヒーローに助けられたいのか。

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あなたは、どっち?


てんこです。あなたを幸せに導くための自己研鑽として、1000冊読書を紹介しました。ええ。分かっていますとも。根性いらずの健康術を見てくれている読者の方々が、そんな苦行をこなせるわけがないと。そりゃ、1000冊も読めばそこそこの状態になれるのは当たり前で、そこにノウハウは何もなく、健康術としては失格でしょう。ということで、少なくとも私が感動した、生き方や価値観を参考にできるような人物が出てくる作品を紹介します。1000冊→20冊くらいには圧縮できることでしょう。物語は小説に限った話ではないので、まずは取っつき安い漫画から紹介します。

 

惑星のさみだれ】全10巻

地球を壊す魔法使いと、それを防ぐ騎士達。に混ざりながらヒロインと地球を壊す物語。魅力的なキャラが多すぎて紹介に困りますが、特に以下のキャラが心に残っています。

・東雲半月 「強くなるっていうのは、自分の無力さを知ることと同義だ

➡正義の味方。武道の天才。強い。幼い頃に飼い犬に命を救われたこときっかけに、ヒーローを目指す。大人として、人としての在り方を主人公を示す。私も示されました。(笑)

できればこんな人に現実で出会って、助けて欲しかったなと。まぁ、実際には周りを助けられない人には誰にも手を差し伸べてはくれません。今になって思うに、助けて欲しいから周りを手助けしてましたが、周りを助けられるくらい強くなったら、助けなんていらない状態になってましたねぇ。

 

・雨宮夕日 「ぼくがついてる

➡本作の主人公。陰キャ大学生。幼い頃の両親の不幸をきっかけに、祖父から虐待を受けていた。そのため重度の人間不信に陥っており、人の命を軽視している面も。彼が、星を巡る戦いの中でどう成長するかは本作のキーポイント。序盤は痛々しいですが、是非最後まで読んでください。斜に構えていた心が解されます。

 

・秋谷稲近 「喜びも悲しみも、全部弟子達から教わった

➡騎士の1人。人呼んで師匠。500年生きており、津波に流された事を契機にサイキックに目覚める。アカシックレコードとも繋がっていて、過去、現在、未来に起こり得る全ての事象を知ることができる。何でも知っていて、何でもできるけど、自分はただの人間だと認識している仙人。大事な事は知るだけではダメだと。心に刻む必要があるのだと、私に教えてくれた訳です。

 

鬼滅の刃】2020/4現在19巻

長く生きてると、段々感動することが少なくなってきます。既に知っている概念への感動は薄いですから。そんな中、久しぶりに心を震わされました。大人気鬼滅の刃。夏に映画もある本作の魅力的なキャラ紹介をします。

・煉獄杏寿郎 「己の弱さや不甲斐なさにどれだけうちのめされようと、心を燃やせ。歯を食いしばって前を向け

➡鬼殺隊の最高位「柱」の一人。幼い頃に母が他界している。「弱き者を助ける事が、強く生まれた者の責務」という母の教えを胸に、鬼と戦い続ける。いやぁ、カッコいいんですよ。芯が通っていて、信条のためなら己の危険も厭わない。主人公の炭治郎君も、心の強さはかなりのものですが、煉獄さんのそれは劇中随一です。人間、ただ生きるだけではダメなんだと。自分なりに意義を見つけて真剣に生きることが、幸せにも繋がるのだと。そんなことを思ったのでした。

 

・猗窩座 「そうだ、俺が殺したかったのは

➡鬼側の柱とも言うべき、上弦の鬼の第三位。劇中の鬼の中で最も強さに執着しており、弱者を厭っている。その理由は本編を読んで感動してください。マジで心が潰されるか思いました。彼から学んだこととしては、弱い他人が嫌になったとき、果たして自分に落ち度(自分の弱さ)はなかったのだろうかと、自戒するようになったことです。ここら辺は、惑星のさみだれの東雲半月さんも同じようなこと言ってる訳ですが、より深く、より具体的に考えられるようになりました。まぁ、ごく最近の話です。

 

ということで、1000冊読書代わりのおすすめ物語紹介はしばらく続きます。フィクションなんて参考にならないと考える人もいると思いますが、別に空想でも良いと思うのです。なんなら、現実にはあり得ない理想が見えて良いくらいです。あとはそれを、空想だけで満足しないで、自分に取り込むかどうかだと思います。以上、てんこでした。

 

てんこ式健康術:目次