根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

1000冊読書して、ようやく人になれる。

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てんこ式の目指すところは幸せの達成なので、本日もいつも通りそのための解説をします。今回の方法は今までとは別次元に難しいです。根性は要りませんが、何せ時間が掛かります。気長にいきましょう。

幸せになるためには、「幸せになれる状態」になる必要があります。卵が先か鶏が先かですが、私の経験上、健全な心は健康な体がないと成り立ちません。ゆえに、てんこ式では精神的な面よりも物理的な方法、すなわち、食事や運動によって自分という存在を作り替える事に重きを置いています。とりあえず、てんこ式ミールリプレイスメント改自転車通勤を始めてください。ただし、精神的なアプローチが全くの無駄というわけではないです。貴方の考え方をガラッと変えてしまうような体験だって世の中には起こり得ます。ただですね、それが発生する確率は、宝くじで一等を当てるのと同じ様なものです。元々、情報が貴方に与える影響は大きくないです。例えばですが、多くの人は先生や上司から怒られても、別に反省はしません。ただムカつくだけで終わります。人を変える体験とは、火事が発生したビルに取り残された貴方を救ってくれた消防士が、その事が原因で亡くなってしまうみたいなレベルの話です。人の生き死に関わるドラマチックな経験な訳で、そんなことほぼ起きないし、辛い経験なので起きてほしくもないです。

であれば、私たちにできることは、物語からの追体験になります。当然、実体験に比べれば効果は薄いですが、それも数をこなせば十分に貴方を変えることが可能です。物語なので、媒体としては別にドラマでも映画でも良い訳ですが、映像作品の場合、人物の心理描写が省かれる事が多く、登場人物の考えていることが分かりづらいです。エンタメにエネルギーを注いでることもありますが。小説や漫画やゲームの方が、作者の思いや、伝えたいことが顕著に現れます。表題にした1000冊というのはあくまで目安ですが、この数の作品を読むことは、すなわち、1000人の人間の考え方や思いに触れると言うことです。その中で、貴方の心に響く言葉だったり、行動がなんなのかを知る事は、自分自身を深く知る事に繋がります。同時に、貴方が感動した登場人物の生き様を、貴方の中に少しずつ刻んでいくことで、ようやくまともな「人」になれる訳です。物語の最も良い点は、しばしば「理想」が描かれる事です。それは目指すべき指標になります。

生き方って誰も教えてくれないし、教えられるレベルの人もそうそう周りにいないと思います。新書等でただ教養を詰め込んでも心には残りません。物語の中で、貴方が感情移入している人物がなす事だから深く理解できるのです。

最近、私の心に残ったことの一例ですが、鬼滅の刃って流行ってますよね。私も好きなのですが、煉獄杏寿郎というキャラがいまして、彼の信条の一つの「弱者を守ることが強き者の責務」になんだか感動しました。そうだよな、と。私は、多分人よりも少しだけ頭が良いので、その分、周りの手助けをするべきなんだろうなと。

まぁ、こんな感じで、感動するだけで終わるのは勿体ないので、それを自分に組み込んでいくことで段々立派な人間になり、ひいては幸せに繋がると思うわけです。以上、てんこでした。

 

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