根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

私も貴方も、等しく虫けら。【他人を意識しない生き方】

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てんこです。七大罪編ということで、前回はまず自分の欲望スペクトル解析をしてもらいました。自分を理解することって、結構時間が掛かります。最も自分が幸せに感じる瞬間はなんなのか、そもそも、まだ実感した事がないかも知れません。例えば小説や映画を見た時、何が自分の心を打ってきたかを思い返すのも手です。

ひとまずそれは置いといて、今回は能力 > 欲望の状態を保てなくなって来たらどうしましょうか、という話をします。欲望のレベルは無限に上昇しますので、どこかで能力が負ける瞬間が来ます。能力 < 欲望の状態は当然不幸で、ストレスは脳を収縮させますので、それによってパフォーマンスが下がります。すると、益々欲望達成が困難になります。一度躓くとそれ以上幸せになることが難しくなるわけです。ただし、諦める必要はないです。能力を上げることは、てんこ式健康術とか、知識の蓄積でどうとでもなります。いたずらにストレスを感じない事が重要になります。すなわち、一時的に欲望レベルを下げることが必要になってきます。力を蓄えて、また欲望達成すれば良いんです。以下、七大罪について、それぞれの対処法を紹介します。

 

①傲慢

➡はい。いきなり難しいやつ来ました。頑張っても周りに認められないとか、成績が上がらないみたいな悩みですね。これの対処の究極はですね、他人を意識しない事です。世界には自分しかいないのです。というか、貴方の周りの人だって、当然大なり小なり傲慢なのです。相手を褒めるって、考え方によっては自分を下げることなので、そもそも、誰も人の事なんて褒めたくないんですよ。当たり前です。心から自分を褒められるのは、自分だけです。

周りに劣等感を感じさせる凄いやつがいる場合はどうしましょうか。はっきり言って、そいつと貴方に大した違いはないです。運動で例えますが、ウサイン・ボルト選手の100m世界記録9.58秒って凄いと思いますよね。実際凄いのでしょうが、普通に陸上やってる高校生で11秒位です。その差、1.5秒。凡人と世界最高の差で10%ちょっとしかないわけです。貴方とその凄いやつとの差はもっと小さいです。頭を使う世界では希に超天才がいますが、あれは最早人種が違うというか、彼らとは人間と毛虫くらいの差があるわけです。いずれにせよ、毛虫同士で比べてもしょうもないと思います。

 

②憤怒

➡このタイプが幸せになるってことは、大抵の場合、周りが不幸になるので私は嫌いです。ただ、差別も良くないので解説しましょう。怒りが発散できない状態ってのはつまり、立場の問題です。自分の方が正しいと思っているのに、相手の立場が上なので言い返せない。日本のサラリーマンに多そうですね。そんな時は~、まずは自分の正しさを疑って下さい。そもそも、本当に貴方の方が正しいんですか?正しいにしても、その差はどれくらいですか?真の正しさを100としましょう。貴方の正しさが90、上司の意見が80だとして、別に、それくらいなら良くないですか?とにかく、一度意見を受け入れてみましょう。参考になる点もあるかも知れません。少々エッセンスだけ入れて、後は自分流にやれば良いのです。どうせ覚えてやしないですし、要は失敗しなければ良いのです。

この考え方は、部下とか子供に対しても大事です。部下のやることに何でもいちゃもん付けてませんか?7割方行けそうなら別に良くないですか?勿論、絶対に外せない事には意見する必要がありますが、貴方の意見を入れたって多分100にはならないし、時間の無駄だし、部下のやる気も経験も削ぐし、良いことないです。だから嫌いなんですよ、このタイプ。まぁ、部下に対しては当然怒れる立場なので、怒った方が欲望達成になるから、これは蛇足なんですけどね。

 

と言うことで、長くなりそうなので残りは明日します。それではまた。

 

てんこ式健康術:目次