根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

幸せの条件式 if 能力 > 欲望 then, 貴方 = 幸せ

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てんこです。もしかしたら抜けがあるかも知れませんが、前回まででてんこ式健康術の物理編が終わりました。人の思考は化学反応なので、体が健康なら心も勝手に健康になります。したがって、健康術としては9割方終わっていますが、その先の「幸せを目指す」には十全ではないです。心のあり方を理解することでより最善に近づけます。と言うことで、てんこ式の考え方を紹介しますので参考にしてください。

 

【幸せになるには】

以前もチラッと触れましたが、幸せとは、欲望の達成です。欲望を達成するためには、相応の能力が必要です。てんこ式健康術の物理編を実践することにより、体が健康になり、頭も良くなるので、欲望を達成しやすい状態になります。それで、欲望の達成をもう少し紐解くと、自分の欲望と能力のギャップにあります。1つ欲望を達成すると、次の欲望のレベルは前より高くなります。それに伴って必要な能力もどんどん大きくなっていきます。いずれどこかで能力が追い抜かれて、欲望を達成できなくなります。つまり、不幸になります。解決法は2つあって、欲望を下げるか、能力を上げるかです。仏教はこの辺のことで凄い悩んだようですが、私は、お釈迦様は後ろ向きだと思っています。悟りという概念は、煩悩を打ち消す、つまり欲望のレベルをゼロにすることで、欲望と能力のギャップそのものをなくすことです。しかしですね、欲望がゼロなったら、そもそも達成できる欲望がなくなるわけです。確かに「不幸」にはなりませんが、同時に、「幸せ」にもなれなくないですか?まぁ、昔の話なので、栄養状態も良くなかっただろうし、っていうか、彼らは進んでショボい食事をしようとするし、後ろ向きなのもしょうがないですが。

 

【自分の欲望を理解する】

てんこ式健康術で能力最大が図れると言っても、リソースには限界があります。なので、まず、自分の欲がなんなのかを理解することが大切です。それが分からないと、正しく幸せな方向にエネルギーを使えません。欲の分類に関しては、マズローの5分類でも、仏教の五欲でも良いですが、てんこ式では数が丁度良くてなんかカッコ良いので、キリスト教の七大罪を用います。今回は、各罪に関しての注釈も加えていくので、まずは自分の強い欲望がどれなのかを理解してください。

 

①傲慢

➡承認欲求と言っても良いです。自分が一番でないと幸せになれません。自分を高める方向なら良いですが、相手を貶める方向で幸せを感じるのは止めましょう。駄目な人が好きな人もこのタイプ。欲を達成できなかった場合、かなりのストレスを受けて、それにより能力が下がるので、能力が頭打ちすると一番キツい。

 

②憤怒

➡一番迷惑なやつ。自分が正しいと信じて疑いません。ただ、幸せになるには周りを怒れるだけの立場が必要だし、論破されでもしたら発狂するので、相応の能力が必要。幸せ難度高め。

 

③嫉妬

➡可哀想な自分に酔いやすい人。悲劇のヒロイン症候群。まぁ、嫉妬ゆえに周りを傷付けることさえしなければ、別に良いんじゃないでしょうか。誰かを羨んだり、妬んだりすると、脳はそのストレスをキャンセルする物質を出します。実はそれが快感の元だったりします。ただし、脳は収縮して能力はどんどん下がっていきます。そうすると、ますます嫉妬しやすくなるので、ある意味幸せのサイクルですね。ただし、大抵の場合、欲が一つなんてことはないので、totalで見ると、やはりパフォーマンスが下がる嫉妬は厄介です。

 

④怠惰

幸せ難度最高。人に尽くせない人に、誰が尽くしてくれるのでしょうか。無償の愛を与えてくれる存在は、母親くらいのものです。自分で動きたくないのに、自分で動かない限り幸せになれません。ああ、面倒臭い。

 

⑤強欲

➡起業家タイプ。一番幸せになりやすい欲。欲しいものがあったら頑張ればよいし、頑張っただけ手に入ります。勝手に良いサイクルが回ります。よっぽど欲望レベルが高くない限り、そうそう能力の頭打ちに悩むこともないでしょう。

 

⑥暴食

➡現代だと、割りと幸せになれるタイプ。ただし、太りすぎるとパフォーマンス下がるし、病気になったら食べられなくなるので注意が必要。まぁ、食欲を抑えるのはそんなに難しくないので、幸せ難度低め。

 

⑦色欲

➡英雄色を好む。本来は、強欲と並んで幸せになりやすいタイプ。欲を満たしたければ自分を磨けば良いし、磨けば磨くほど、ますます欲の達成が容易になります。「本来は」と注釈しましたが、ええ、結婚がネックです。この欲望が強い人は現代の結婚制度は向いてないので、一生独身をおすすめします。

 

ちなみに、私の一番強い欲望は傲慢で、次点が怠惰です。多分、何も考えずに生きてたら幸せになれないタイプ筆頭です。逆に、てんこ式ではこの2つに対しての対処法が一番得意なので、同じ人は参考にすると良いと思います。それでは、詳細はまた明日。

 

てんこ式健康術:目次