根性いらずの健康術

体から心までケアする、てんこ式

サプリ:クリルオイルとPS -脳細胞減少によるパフォーマンス低下予防-その2

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頭の中、すっきり。ガンダムならシード状態。


今回紹介するサプリは前回同様、脳機能に関するサプリです。

 

・PS

Jarrow Formulas, PS 100

➡実感効果:忘れる事が減る。注意散漫が緩和される。良い夢を見るようになる。

PS=「ホスファチジルセリン」の頭文字で、まぁ覚えづらい字面です。なんとなく科学チックで飲んでも大丈夫かな?と思いますが、紹介しているサプリは普通に大豆から作られているので安心してください。というか、このブログではサプリにしても自然由来のものしか紹介しません。で、PSってなんぞやと言えば、リン脂質の一種です。リン脂質ってなんぞやと言えば、要するに水に溶ける油です。前回紹介したクリルオイルもリン脂質でしたね。それで、何でリン脂質をお勧めするかと言うと、脳の成分は実は脂質7割、タンパク質3割でできていて、特にリン脂質は情報伝達をスムーズにしたり細胞の酸化を防いだり栄養素の取り込みを助けたり色々しているからです。しかし、加齢と共に減少していくタイプの栄養素で、おまけに食品からはほぼ摂取できないのでサプリで取るしかない。そういう意味では、クリルオイルはまだサバ缶とかで代用可能なので、サプリとしてはこちらの方が有益かもしれない。ただし、私的には生物濃縮の話があるので、DHAを魚から取るのは程々にしてサプリをお勧めします。脳機能向上のサプリとしては、有名な物にイチョウ葉やDMAE等のいわゆるスマートドラッグがあります。もちろん、色々試してきて、最終的にクリルオイルとPSに落ち着いたのも理由があります。クリルオイルとPSは、元々人間の体を構成している物質で副作用がないことが分かっていますが、その他のスマドラは本来体にないもので無理やり集中状態を作り出したりするものが多く、副作用が見られる物や、長期的な臨床で確認が取れてないケースが多々あります。パフォーマンスを上げたいという気持ちは良く分かりますが、それで不健康になったら意味がないし、長期的に見てパフォーマンスが落ちる可能性もある。リスクのあるサプリに頼らないで、まずは体を健康な状態に持っていき、安全なサプリで加齢による影響をキャンセルするだけで十分な効果が得られるのだと、私は強く提唱したい。ちなみに、似たような名前の「ホスファチジルコリン」というサプリがあり、これは脳内伝達物質の材料になるのでそこそこ頭に良さそうだが、食事から普通に取れるのでわざわざサプリで取らなくても良いと思います。

 

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